ドライラミネートとは
ドライラミネートは、フィルムとアルミ、フィルムと紙などの異なる基材を接着剤で貼り合わせて加工する方法です。
使用する接着剤・フィルムの組み合わせによって、耐水性・耐熱性・遮光性などさまざまな機能を付与することができます。東邦樹脂工業では
フィルム専用のドライラミネーター1台と、紙とフィルムを貼り合せる紙製品専用のドライラミネーター1台を保有しております。
紙とフィルムを貼り合せる紙用のドライラミネーターは加工可能な会社が少なく、稀有な加工設備で幅広いご要望にお応えしています。
ドライラミネート
当社ではフィルム専用のドライラミネーター1台と、紙とフィルムを貼り合せる紙製品専用のドライラミネーター1台を保有しております。
また、紙とフィルムを貼り合せる紙用のドライラミネーターは加工可能な会社が少なく、稀有な加工設備でございます。
ドライラミネートの設備
広い加工巾が当社工場の魅力です。
様々なご要望に対応可能な他、多く面付けが可能なことから、コストダウンが図れます。
また、全機に欠点検査装置を装備し、異物・汚れ・シワ不良などを効率的に除去し、高品質な複合化フィルム包材をご提供しています。
- フィルム用ドライラミネーター 1台
- 加工基材巾500mm 〜 1,240mm対応可能
- 紙用ドライラミネーター 1台
- 加工基材巾500mm 〜 1,240mm対応可能
基材巾500mm~1,240mmまで加工可能
フィルム用ドライラミネート
シャンプーや洗剤等の詰め替え袋、食品のカップやフタ材、お菓子や茶袋などの食品包装用、建築資材用途などに用いられています。
加工可能基材巾500~1,240mm巾まで加工可能です。
主な用途
- シャンプーや洗剤等の詰め替え袋
- 食品のカップやフタ材
- お菓子や茶袋などの食品包装用
- 建築資材
日本でも数少ない、紙ドライ加工
紙用ドライラミネート
ペットフード袋、百貨店やアパレル向けのショッピングバック(手提げ袋)、食品のカップ用フタ材、菓子パンなどの食品包装用、業務用の原料袋などに用いられています。
加工可能基材巾500~1,240mm巾まで加工可能です。
主な用途
- ペットフード袋
- 百貨店やアパレル向けのショッピングバック(手提げ袋)
- 食品のカップ用フタ材
- 建菓子パンなどの食品包装築資材
- 業務用の原料袋
食品に合わせた機能性
食品包装用のフィルムは内容物の性質により、1種類のフィルムでは対応できないのが現状です。そこで、各機能を有したフィルムを貼り合せて多層複合化フィルムにすることにより、その内容物を外敵要素から保護することが求められます。
その一般的な多層複合化フィルムの生産方法の一つとして、“ドライラミネート加工”があります。
“ドライラミネート加工”は基材となるフィルムに接着剤を塗布し、乾燥炉で溶剤を蒸発させてから、別のフィルムと圧着して貼り合せる加工方法です。
もちろん、耐熱性・耐薬品性など、包材の用途により接着剤も選別しています。これらの接着剤は有機溶剤で希釈し、適切な粘度を調整することも必要で、貼り合せるフィルム同士の性質などを十分に考慮する必要があります。
この工法で、異なる性質のプラスチックフィルム同士や金属箔・紙、その他の材料を貼り合せて多層複合化フィルムを生産することができます。
また、ラミネート後は接着剤を硬化させるため、適正に温度管理されたエージングルームで熟成し、安定したドライラミネート加工製品づくりに努めています。
[ドライラミネート]導入事例・製品コラム
ドライラミネートに関する取り組みや導入事例をご紹介します。